目 次
1. 子犬期にケアしてあげたい3つのポイント
成長期は成犬期よりも身体をつくるために多くのカロリーと栄養素を必要とします。そのため必ず「子犬用の総合栄養食」と書かれた食事を主食としましょう。その他にも、大切な時期だからこそ気を付けてあげたいポイントがあります。
- 1.未熟な抵抗力
成長期に子犬の免疫力は徐々に発達していきます。健康を保ち自然な抵抗力をサポートするために、ロイヤルカナンの子犬用製品ではビタミンC・ビタミンEなど、科学的に証明された独自の抗酸化成分を配合しています。
- 2.消化とおなかの健康
消化能力の未熟な子犬でもしっかりと栄養素を消化・吸収できるよう、高品質で消化性の高いタンパク質であるL.I.P※を配合。
※消化率90%以上 また、サイリウムやフラクトオリゴ糖などのプレバイオティクスの組み合わせで、腸内細菌バランスを整え、おなかの健康をサポートします。 - 3.健康的な脳の発達
子犬は成長期を通じて多くのことを学び、脳は生後数か月で成犬の90%の大きさに達します。オメガ3系不飽和脂肪酸のDHAは健康的な脳の発達をサポートすることで、子犬の健全な学習に貢献します。
2. 成長期には「前期」と「後期」がある
成長期は10~15ヶ月まで続きますが、その中にも「前期」と「後期」があることをご存知でしょうか?具体的には生後2カ月を境に「成長前期」と「成長後期」に分かれます。 それぞれの時期の子犬に寄り添った栄養バランスの食事で、大切な成長期の健康的な体づくりをサポートすることができます。
3. 食事を分けたほうがいい理由
成長期の間、子犬の体重はずっと同じスピードで増えていくわけではありません。
小型犬も大型犬も、最初の2カ月で急激に成長します。小型犬は、生まれてからわずか2カ月で出生体重のおおよそ10倍にまで成長します。
一方、成長後期では生後2か月から10ヶ月までの8か月の時間をかけて体重は2倍になります。つまり、成長スピードは緩やかになります。
4. 「成長前期」の食事の特徴(スターター)
- ・急激な成長をサポートする高カロリー設計
※ミニスターターの場合、ミニパピーと比較して3%増 ぐんぐん体重が増える時期ですが、身体は小さく一度にたくさんの量を食べることはできません。高カロリー設計により子犬が負担なく必要なエネルギーを得ることができます。 - ・最適な栄養バランス
子犬の消化能力は成長にあわせて変化します。哺乳期は母乳に含まれる乳糖の消化が得意ですが、離乳するにつれて乳糖の消化能力は低下し、代わりに炭水化物の消化能力が発達します。スターター製品はこのような子犬の自然な変化に寄り添い、最適な栄養バランスで成長前期の子犬の健やかな成長を応援します。
5. 「成長後期」の食事の特徴(パピー)
- ・ゆるやかな成長に対応した最適なカロリー設計
※ミニパピーの場合、ミニスターターと比較して3%減 成長期で多くのカロリーを必要するとはいえ、成長スピードが落ち着いてくるので今までのような高カロリーな食事だと肥満のおそれもでてきます。適度なカロリー密度で健康的な体重増加をサポートします。 - ・健康的な筋肉のための高タンパク設計
タンパク質や炭水化物の消化能力が発達する時期です。子犬の成長にあわせてミニスターターよりも高タンパク・低脂質に調整しています。
※ミニパピーの場合、ミニスターターと比較してタンパク質2%増、脂質10%減
6. 身体のサイズと成長期の長さ
子犬用フードは何か月まで使用するでしょう?実は身体の大きさによって変化します。 小型犬(成犬時体重10kg以下)は10ヶ月で成犬になるのに対し、中型犬(成犬時体重11~24kg)は12ヶ月、大型犬(成犬時体重25kg以上)は15ヶ月まで成長期が続きます。愛犬の身体のサイズにあわせて、子犬用の食事は適切な期間使用しましょう。
7. 食事選びのQ&A よくある質問まとめ
ドッグフードの選び方について多く寄せられる質問をQ&A形式で紹介します。
子犬の食事の与え方についてのよくある質問はこちら
Q:原材料リストからペットフードの品質が判断できますか?
A:いいえ。原材料のリストからは原材料の質や栄養情報、製造の安全管理について知ることはできません。原材料リストにはたしかに使用した原材料を重量順に書くという決まりがありますが、原材料の加工方法や書き方によって順序は大きく変わります。
Q:子犬用フードならどれも同じ?
A:いいえ。「成長期用総合栄養食」と書かれている食事は、子犬に必要な栄養基準を満たしているため、栄養不足の心配はありません。しかし栄養基準で定められている項目の多くは最低量のみで、配慮しているポイントは会社ごとに異なります。「免疫ケア」と書かれていてもそのために使用する栄養素の種類や量もさまざまです。パッケージの文字だけでなく、具体的な栄養設計や栄養素の量まで見て、信頼できるものを選択しましょう。
たとえば注目されているビタミンC。犬は体内で合成できるため、実は総合栄養食としての基準量は0、含まれていなくてもいいのです。しかし健康を維持して免疫力をサポートするために、ロイヤルカナンでは論文などの研究報告に基づき十分な量のビタミンCを配合しています。
Q:グルテンフリーは健康に良い?
A:小麦など特定の穀物に食物アレルギーがある場合を除いて、グルテンフリーであることの科学的なメリットは示されていません。穀物も適切に加工することで貴重な栄養源となるため、過度に避ける必要はありません。原材料だけでなく総合的な栄養設計に目を向けて、子犬の健康がサポートできる食事を選びましょう。
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Q:犬は肉食だから肉の多い食事が良い?
A:いいえ、犬は雑食動物で、穀物やお米も適度な量であれば消化できることが示されています。フードを選ぶ際は原材料だけではなく消化性や栄養バランスをチェックしましょう。肉を多く食べれば食べるほど健康になるわけではなく、タンパク質が多すぎたり、消化性が低いと、未消化のタンパク質がかえって腸内細菌のバランスを悪化させるおそれがあります。個々の犬の年齢・身体のサイズ・品種・健康状態にあわせて食事を選択しましょう。
Q:消化性の良さはどこを見る?
A:製品ごとの消化率の数字はなかなかわからないでしょう。そこで着目してほしいのが「うんち」です。消化率の高い食事ほどうんちの量が少なくなります。栄養が届いているかの目安として日々観察してみてください。


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